平成31年の年頭にあたり

 

 組合員並びにJAサロマ役職員の皆様には、豊作で無事に過ごせる一年であることを願い新年を迎えられた事と思います。
 日々の営農と併せ、農業振興や地域貢献にと日頃よりご尽力されていることに、敬意と感謝を申し上げます。

 昨年の佐呂間町農業は、春先の播種・移植作業は順調に推移し、発芽・初期生育も良かったのですが、7月豪雨や台風21号により湿害等による農作物の減収となり、さらに9月6日の北海道胆振東部地震による道内全域が「ブラックアウト」により最長40時間以上の停電となり、組合員の営農に大きな影響が生じました。特に酪農家の搾乳作業・生乳管理には、大打撃となりました。そのような事態の中でも発電機による作業続行対応を組合員・職員・関係企業の連携により停電発生直後からの迅速な行動により搾乳牛を守ることができました。それでも残念ながら174トンの生乳を廃棄せざるを得ない状況でした。
 今回の災害に際し、職員・関係企業・関係者各位のご尽力に組合員を代表いたしましてお礼申し上げます。
 誠にありがとうございました。

 本年は、各国際貿易交渉の動きが活発化し、国内農畜産物価格に大きな影響を与えかねない事態が具体化されようとしています。国内農業者を犠牲にしない毅然とした対応を全農業者・各系統組織・地域行政と連携し求めてまいります。

 昨年11月に、第29回JA北海道大会が開催され、前回大会の決議事項を継承し『農業所得増大』『担い手確保・育成』を加速すること、『サポーターづくり』活動強化・拡大すること、地域を共に支える准組合員の皆様のご意見を把握すること、これらをいままで以上に取り組むことを決議しました。
 JAサロマも、所得増大の為の技術向上支援、『ほーぷすたーサロマ』施設利用による担い手育成対策を強化、佐呂間町行政と共に道内外への情報・希望者募集を発信などに取り組んでまいりました。
 さらに、食料品・生活用品を安定供給することが地域貢献につながるとの思いから、JAサロマ協同会社である株式会社Aコープサロマの改築を実施しました。また、株式会社サロマ農機車輌センターについても、停電や災害時における燃料供給体制を強化するべく、各社員が災害時における初期行動の再確認をして、平常業務時はもとより組合員の皆様に喜んでもらえる業務を心がけてまいります。

 結びになりますが、近年経験したことの無いような異常気象などに悩まされます。気候、農業情勢、ご自身の健康など、個人では対応しきれぬ変化が起き、日常を一変させます。そのような時に対応するため協同組合が存在します。
 これからも皆様の営農と生活を守るべく寄り添うJAサロマであることをお約束するとともに、北海道命名151年、協同組合設立71年、JAサロマ設立41年、平成年号が変わるこの年が穏やかで豊作と家族の皆様方が健康に過ごせる一年となりますよう心よりご祈念申し上げ、新年にあたりましてのご挨拶といたします。

 

佐呂間町農業協同組合
   代表理事組合長 鈴鹿 保

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