令和2年の年頭にあたり

 

 

 新年あけましておめでとうございます。

 令和2年の新春を迎えられたことを心よりお慶び申し上げます。昨年中は、農協事業運営に対してご理解とご協力をいただいたことに、役職員一同衷心より感謝し、お礼を申し上げます。

 さて、昨年を振り返りますと、春先から雪解けも早く畑の状況も良く蒔き付け作業は順調に進みました。その後干ばつ気味に作柄が進みましたが、6月からの降雨により回復し、全作物が順調な生育となりました。秋小麦は、7月下旬より収穫作業が始まり天候にも恵まれ過去最高の反当り10.5俵、春小麦は平年作以上、ビール大麦については過去最高の9.2俵と契約数量も達成致しました。南瓜は1.8tと平年作以上、ビートについても過去最高の6tに迫る状況にあります。そばについても過去最高の2.7俵とほぼ全ての作物が高い生産量でありました。飼料作物については、牧草で一部減収もありましたが、デントコーンで平年作以上の収穫量となりトータルで質・量ともに確保出来ました。酪農においては、乳量で4%ほど伸び4万8千t以上を生産し乳価も1㎏当たり1円以上の上昇となり、一部個体販売の下落もありましたが、概ね計画通りになりました。

 畜産においては国産牛肉の引き合いが弱くなってきていますが、概ね計画通りとなりました。養豚については、豚コレラなど防疫に神経を使っておりますが、その様な中「サロマ四軒團」が商標登録され順調に販売が伸びております。

 農業をめぐる情勢は、日豪EPA、日EU・EPA,TPP11、日米貿易交渉と大きな決定があり国内農業生産への影響がたいへん懸念される状況にあります。昨年10月の消費増税と国内外の景気減速が農業に及ぼす影響は大変大きなものとなりつつあります。その様な中、JAグループ北海道は「組合員の所得向上」・「新しい担い手作り」の旗を掲げ取り組んでまいります。

 農協事業においては、農業所得向上を目指し適正施肥によるコスト削減、草地植生改善による生産性向上、JAコネクトの活用、RTK局によるスマート農業推進、組合員交流など役職員が組合員との連携を図る事業の推進、職員教育として資質向上を目指し学習会の継続と研修会等への積極参加の推進など農協事業の発展の為に取り進めてまいります。

 本年も農業を取り巻く環境は課題の多い状況にありますが、役職員一丸となって事業運営に取り組んでまいります。

 結びになりますが、本年も豊穣の秋が迎えられますことと、皆様のご健勝をご祈念申し上げ年頭のご挨拶と致します。

佐呂間町農業協同組合
   代表理事組合長 橋本 弘幸

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